築地市場(2005.5.6.fri)
今年のゴールデンウィークは、じゅん君が仕事のピークを
むかえていたので、お休みがむちゃくちゃ。
急遽、呼び出しがかかったり、予定も立てられなかったので、
唯一の平日休みを利用して、築地市場に。
朝4時半に起きると言う異例の出来事に、
前の夜から、ドキドキ(笑)
5時過ぎに家を出て、6時前には築地駅に到着。
朝早いので、道路はガラガラ。
珍しいカタカナのデニーズを発見しました。
フォントがカワイイです。
朝早いので、スタバも閉まってます。
築地本願寺を通り過ぎ、市場が近くなってくると、
荷物を積んだ、自転車がチラホラ現れます。
ついに「ターレット(通称:ターレ)」が道を走ります。
ナンバープレートがついてます。
カッチョイイ〜!!と大興奮。市場熱がどんどん高まります。
朝のせりや、活気を・・・と場外市場には目もくれず、
とりあえず場内市場に潜入。
場内市場に入っていく橋の手前に鰹節屋さんを発見!
煙突から湯気が出ていて、お出汁のたまらなくイイ匂い〜!!!
削りたての鰹節でとった出汁・・・。
何だか、黄金の汁を想像しちゃいます。
市場の中に入っていくとこれ以上停められません!
と言うほどの車の数・・・。
車の間を、すり抜けながら進みます。
まだまだ、準備中のような場内市場。
すごい勢いで、人と物と乗り物が動いているので、
とにかく邪魔にならないように歩きます。
この細い通路・・・ターレが通ります(笑)
競りの行われる所と、場内卸売市場との通路。
のんびり屋の私たちの入る隙は・・・ないです(クリック)
どこからか競りの声が聞こえてきます。
目の前には、マグロマグロ・・・。マグロの山です。
こう見ると、やはり日本人はマグロが好きなんだな〜と思っちゃいます。
余談:先日、秋葉原のお寿司屋さんで外国人の友人を案内しているらしい
日本人と席が、隣になりました。
「What's this?」の質問に「Tuna」の返答があまりにも多くて、
外国人のお友達は「さっきと、容姿が違うよ〜!」との抗議が・・・
「Fat Tuna!」(大とろ)と返答しなおして、
ようやく外国人のお友達は納得(笑)
横で聞いていた私達は・・・「Fat Tuna」で大トロか〜と感心しました(笑)
さっきのマグロも次々に運び出されていきます。
場内には何ヶ所か休憩場所があり、
卸業者の人が、牛乳やパンを食べていたりします。
皆さん忙しそうで、その雰囲気をもらってなのか、
朝ごはんを食べていないからなのか、
わたしたちまで、何だかへとへと(←?)ひとまず退散します。
(一般の人を、あまり見かけなかったからかもしれません)
朝ごはんに選んだのは、かなり久しぶりの「吉牛」。
私は、5年ぶりくらい・・(笑)
注文して食べていると、卸業者っぽい人や、仕入れに来た人などが、次々に来店。
「ねぎだく」「つゆだく」の注文が飛び交う中、
「あたま大盛り」なんて注文もあります。なんだろう??
ここ一号店だけの注文方法かしら??と調べてみると裏メニューで
あたま大盛り・・・肉は大盛りだが、ご飯の量は並。値段は大盛りの値段
あたま特盛り・・・ 肉は特盛りだが、ご飯の量は並。値段は特盛りの値段
だそうです。
ちょっとカッチョイイけど・・・使う勇気ナシです(笑)
吉牛の他に、場内には有名で行列の出来るお店が、数多くあります。
まだ9時くらいなので、行列はかなり短いですが、
お昼前に来た時には、かなり長い列が出来てました。
皆さんお目当てはやはり、マグロ丼や海鮮丼、お寿司みたいです。
お腹もかなりいっぱいになったので、一度外に出ます。
場内でも場外でも、この様なかごを持った人を見かけます。
仕入れと言う感じがしてとってもカッコイイ。
場内に3000円くらいで売ってます。
買おうかとも思いましたが、持って行くところの想像がつかず・・・
お腹がいっぱいになったら、かなりの睡魔が襲ってきます。
4時半起きは無謀??(笑)
しょうがないので、ジョナサンでコーヒー休憩。
体質かもしれませんが、カフェインで眠気はおさまらず・・・(笑)
しかし、このジョナサン・・・外国人旅行者の溜まり場・・・
築地市場の活気に、やられるんでしょうか??
皆さんここで、ご飯食べてらっしゃいました。
(外に行けばもっと美味しいもの食べれるのに・・・笑)
ジョナサンの入り口には買い付けたと思われるビニール袋が・・・(笑)
盗まれるって・・・(汗)
たっぷりすぎる休憩(睡魔との闘い?)をとって、再び場内へ。
場内にも、欲しい物を売っているお店があるので、
もう一度場内に潜入します。
さっきは、気がつかなかった計りのお店や、長靴なんかもおいてます。
この時間になると、見学の一般の人や、
外国人観光客が増えてきて、なんだかほっとします。
さっきとは違って、ちゃんと整理整頓された店先。
お魚がきれいに並んでいます。
真っ赤で立派なえび。
冷凍マグロの解体・・・斧です。
伊勢海老が顔を出しています。
山盛りの魚に、太いタコの足がどっさり。
鰻や穴子山盛りなんてのもありました(グロテスクなので写真はカット)
場内市場で、欲しかったお塩を購入。
お兄さん・・・とっても親切でした。
場内市場をたっぷり見たので満足。
気分はすっかり、粋な江戸っ子です。
場外市場に出てお買い物をします。
場外市場は、一般の人も買い物しやすいです。
なぜか、狼(?)の剥製や熊の剥製を見かけます(笑)
キリンも壁からにょっきり(笑)
乾物のお店や、新鮮な魚介類のお店。
外国食材のお店や、調理器具屋さん。
見ていて飽きません。
夕飯の食材や、普段買いたいのに〜!ない!
と思っていたものなど何点か購入。
包丁屋さんも何件かあって、店先で包丁研いでました。
普段、自分で包丁を研ぐ私。
包丁を研ぐ作業も、結構好きなので、興味津々。
お漬物や、お魚をたんまり買って満足!
もう、そろそろお昼の時間です。
今回、買い物と同様に楽しみにしてきたのは、お昼ご飯。
(お昼まで長かった〜!)
調べてきたてんぷら屋さんに入ります。
こじんまりとした店内には、厳しそうなご主人。
このご主人、口ぶりは荒いですが、とっても優しそう・・・
親戚に、江戸っ子バリバリのおじさんが居るのですが、
思い出しちゃいました。
私は、かき揚天丼。じゅん君は、穴子天丼をそれぞれオーダー。
(穴子・・・写真撮るの忘れちゃいました)
かき揚は、貝柱(小柱じゃありません!)が、
うまい具合に、半生状態で沢山入ってます。
穴子は、もう・・・ふわふわ。
丼汁も甘すぎず、きりりと引き締まった味。
かなり美味しいィ〜です!
今度、知り合いが来たら、ここにつれて来よう!!と決心。
これぞ江戸前の味です。
帰りは、勝鬨橋を渡ってバスで、帰りました。
身も心も満たされた築地。
朝早く行って、活気を少し分けてもらうのも良いし、
友達が来るときに、材料を仕入れに行くのも良いです。
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