2010.10.3.sun


やはり、来た時差ぼけ。
ドイツやオランダの時には、そんなに感じなかったのに
疲れた身体なのですが、朝早く目が覚めてしまいました。
そんな事を、見越してのじゅん君の計画に従って、今日もぶりぶり行きます。


AM

 サグラダ・ファミリア
 昼食

PM
 
 サン・パウ病院
 ホテル屋上
 大聖堂
 

朝ご飯は、ホテルの朝食。
たっぷりサラダを期待したのですが、オランダ・ベルギーよりお野菜がない(泣)
お野菜はトマトだけ。
仕方がないので、大量のトマトで野菜補給。
紅茶が、アールグレイを選べて
茶葉で入れてくれる美味しいものだったので感激。

 

時間は有効にと言う事でホテルでタクシーを呼んでもらって、
サグラダ・ファミリアに向います。



昨日とはうってかわって、静かな表通り。
ま、日曜の早朝だからね~。
普段なら、我が家も熟睡している時間(笑)



あっという間にサグラダ・ファミリアに到着。
運転手さんは、とっても親切で途中で見えたカサ・ミラを
指差しながら「カサ・ミラ」とか、教えてくれました。
スリが多いだの物騒な事を良く聞くスペインですが、人はみんな優しい。

 

オープンは9時からなのですが、8時30分にはこの行列。
さすが有名どころのサグラダ・ファミリア。



早速、チケットを買って入場。
「ドス ポルファボール(2人お願いします)」と言えば通じます。



他のものには目もくれず、まずは入ってすぐのエレベーターで
手前の塔に登ります。
エレベーターは2,5ユーロ。エレベーターの中で支払います。
このエレベーター混雑してくると、1時間待ちくらいの長蛇の列になります。

 

おー見える見える。
テレビとかで見た事ある風景です。
上からバルセロナの街を見下ろすと、碁盤の目(こっちでは何て言うんだろう?チェス?)
になってる事がよく分ります。

 

      下を覗けば、ひえ~高い。    写真スポットをご丁寧に教えてくれてます(笑)

 

フルーツこんもり。
これはイチゴ?

 

こちらはぶどう?
下には作りかけのフルーツ。



見上げれば、人の彫刻。
日曜日でなければ、工事の様子も見られるそうです。
当然ですが彫刻には、新しいものと古いものがあります。
古いものは修復中新しいものは製作中、
修復の職人さんと、彫刻の職人さんが一緒に働くって…複雑。



降りるのは巻貝をイメージしたと言うぐるぐるな螺旋階段。

 

天井には、ひまわりの様なもの(シュロの葉に見立てたものらしいです)
下を見下ろせば…ガウディが樹に見立てた柱。
なんだか、凄い世界です。



下に降りてきました。
上を見上げると、樹に見立てた柱が
上の方で3つに枝分かれしています。
「風の谷のナウシカ」の腐海の深部にある空間を思いだしちゃいました。
上の穴から、綺麗な砂が落ちて来るあの空間です。

 

でも下を見れば、確かに工事現場。
あの螺旋階段もいずれ、新しい塔の出口になるのかも?



やっぱり重心がおかしい気がする。



ステンドグラスがある事で、ここは教会だった事思いだします。
ステンドグラスって日の光で本当にきれいに見えます。

 

今度はもう一つの塔に登ります。
エレベーターの前には、まぁまぁな行列。
エレベーターのお姉さん、登りは窮屈だけど
降りる時は、一人の時間。

 

こっちも、もろ工事中。
降りる階段は狭く、道が二股に分かれていて
どっちに行けばいいか知ってる?と、そこにいた家族に聞かれちゃいました。
「Sorry,I don't Know.」と答えてその家族とは別の道に。
結局、後で出会ってビックリ(笑)
どっちにいっても同じ道に出るみたいです。

 

この塔の先っちょはこんな風になってます。
十字架?



途中、高所恐怖症気味な私には、恐い所もあります。
何だか、合成みたいな写真ですが、全くもって合成ではありません。
何で、こんな風に撮れたんだろう?(笑)

 

   途中のバラ窓。         多分、鳥よけだと思うのですが…
このバラ窓から光が差し込むとキレイなんだとか。     殺す気満々です(恐)       
 




こっちの階段の方が、何となく好きです。
こちらの方の塔が古いからかも?



外に出てきました。
こちら側(誕生のファザードと言うらしい)が
最も有名なサグラダ・ファミリアの図。

 

彫刻がこれでもかって程あり、見るだけでもかなりの時間を費やします。
あ、鳩が…(笑)
鳥って何で頭にとまるんだろう?

 

動物が沢山いるのも楽しいです。
カメレオンに、アヒル?
排水口にも、水にまつわる動物が彫刻されているんだとか(見逃した~)



「変わらざるもの」として柱の下には亀。
ちゃんと、山側には陸ガメ、海側にはウミガメがいるそうです。
しかし、柱の下で全てを支える亀さんは、大変そうです。

 

地下にはミュージアムがあります。
建設当初の写真などが展示されてます。
まだ、塔も完成していない時の写真。

 

制作現場の様子や、完成模型(多分目の見えない人用)
これを見るとまだ全然出来ていない事が分かります。



有名な「逆さ吊り模型」
鏡が用意されていて、ちゃんと見られる様になってます。



入場口がある受難のファザード側。
苦しみを表現するために、直線的で硬い作品になってるらしいです。
誕生に比べて、何だか不気味なイメージです。

 

イエス様の十字架礫刑。         この柱からちらっと見る姿勢
足下に頭骸骨があり、死の象徴だとか      何となく共感を覚えます(笑)
この頭蓋骨の高さは約1メートルあるらしい。                     

 

硬そうな扉。
あ、さっきミュージアムで見た数字。
魔法陣と言われているそうです。
縦、横、斜めどれを足しても33になるんだとか。

 

ガウディのお墓を探してたら、柵の向こうにダースベダーが。
何かのイベントみたいです。
柵の向こうはスゴい人だかりなのに、こっち側はスッカスカ。
カメラ向けたら、ポーズ決めてくれました。



ガウディのお墓は、サグラダファミリアの出口を出た
教会の中に在ります。
教会がミサ中だったので、こっそり写真を撮って退散。
入場料を払わず、誰でも行く事が出来るのお墓は
ガウディがバルセロナの人に取って身近な存在なのかも?

 

ガウディの美的感覚に夢中になっていて、気が付けばお昼。
と言うかペッコペコなので、サグラダファミリアの道を挟んで向い側にある
サラダバーメインのお店に入ってみます。
野菜が食べたいー。

 

本日初めてのトマト以外の野菜(笑)
たんまり取って、モリモリ食べちゃいます(オリーブ美味しい!)
このサラダバーの様な形式のお店、スペインにはよくあるらしく
今後野菜不足を補う為に、大いに活用させてもらいました。



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